おくたまコーチング・てっつーの、本当の自分と出会うブログ

奥魂(おくたま)と繋がる/奥多摩在住パーソナルコーチ松本哲明(てっつー)の公式ブログです。コーチングやイベントの情報、奥多摩での生活の様子などを徒然と綴っています。

「英国王のスピーチ」にコーチングのエッセンスを見た!その1(12th blog in Dec.)

当ブログにお越しくださり

有り難うございます!

 

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おくたまの声を受け取り、

豊かに生きる。

 

奥多摩在住パーソナルコーチ

松本哲明(てっつー)です。

 

 

映画「英国王のスピーチ」。

 

先日、数年ぶりに、

この映画を観ました。

 

コーチングに携わるようになって

この映画にはコーチングのエッセンスが

詰まっていることに氣付きました。

 

コーチングをする方、そして

コーチングって、どんなもんだろう?」と

興味を持っている方にも参考になりますよ。

 

 

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あらすじを僕なりに

舞台はイギリス。

 

ヒトラーの台頭が進み、

その後始まる第二次世界大戦に向かって

緊張感が高まっている時代。

 

 

ジョージ5世の息子アルバートこと後の

ジョージ6世(現エリザベス女王の父親)は、

重度の吃音症に悩まされていた。

 

あらゆる治療を試みるも、

どれも功を奏することがない。

 

最後の望みをかけて訪れたのは、

ロンドンの片隅で吃音治療質を営んでいる

言語療法士ライオネルの許だった。

 

 

王族と平民の間で育まれていく友情と

ジョージ6世が吃音を乗り越えて、

ヒトラーへの抵抗の旗印として

立ち上がっていく物語。

 

 

 

誰とでも「対等」な関係

コーチとしての見どころは、

ローグの立ち居振る舞い。

 

相手は王族であるにも関わらず、

対等な関係を求めたこと。

 

平民にもかかわらず、

アルバートのことを、愛称である

「バーティ」と呼び、自分自身も

ライオネルと呼ぶことを望む。

 

 

コーチングにおける

「協働関係」に似ている。

 

互いに、立場は違えども、

同じ目的に向かって、共に歩む

対等な関係であることを

このことで築こうとしている。

 

 

これは、実は生半可なことではない。

 

そう、僕は思っている。

 

 

自分より「上」にいるクライアントに、

この様な関わり方を採るのは、

心理的に抵抗が大きい。

 

 

(この場合の「上」というのは、

 肩書でも何でも良い。

 要は、コーチ自身が「相手のほうが

 上だ」と感じることにある。)

 

 

 

自分の軸を、良い意味で保ち続ける。

 

でも、それは、相手への敬意を

持たない、ということではない。

 

 

それが、できるのか否か。

 

 

 

「古い」ものを成仏させる

もう一つは、バーティの怒りを

真正面から受け止めることだ。

 

 

アルバートは、押し付けられるような形で

王位に就くことになった。

 

そのことによる葛藤の矛先が

ライオネルに向けて爆発したのだ。

 

 

コーチングにおいては、

クライアントが見事変化を遂げた時、

クライアントの捨てることになった

部分を引き受け、いわば成仏させる。

 

そんな役割を果たす必要がある。

 

 

それは、時として、クライアントから

怒りなどの感情をぶつけられる

という体験かもしれません。 

 

 

 

次回に続く

長くなったので、ここで中断。

 

今回はコーチ側の目線を書来ました。

 

次は、クライアント側の目線で

というテーマで書きたいと思います。

 

 

 

最後に

映画「英国王のスピーチ」に

コーチングのエッセンスを見ました。

 

それは、コーチという役割を果たす上で

求められる覚悟です。

 

そのことが見事に描かれている

映画だと思うのです。

 

 

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