集合的無意識が愛や美の質感を持っているのは何故かを読み解いてみる
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奥魂（おくたま）コーチング
松本哲明（てっつー）です。
スピリチュアルや精神世界では
超意識などと呼ばれている
意識のレイヤーがあると言われます。
深層意識の更に奥に入った
私たちのコアの更に奥のです。
ここは、個でありながら、
集合的無意識的な側面も
同時に帯びてきます。
このレイヤーは、「光」とか「愛」
といったような性質であると
解説されてきました。
なぜ、そのレイヤーになると
そういう性質を帯びるのでしょうか。
それを理論的に読み解いてみよう
というチャレンジです。
顔つきを平均化すると美しくなる
ある実験をご紹介します。
この実験は、人々の顔写真を集め
平均化してみた、というものです。
日本人とか韓国人、スウェーデン人
などと、国ごとに実施してみた結果、
顔つきの国民性が見えてきました。
そして、驚くべきことは、
顔つきに国民性があっただけでなく、
それぞれに非常に整っていて美しい
顔立ちになったということです。
様々な意識が統合されて超意識は愛となる
これが、今回の記事の
インスピレーションです。
私たちの表情には、
「デフォルトの表情」があります。
その表情には、一人ひとりが普段、
半ば無意識に抱いている感情が
沁み出しています。
一人で電車に乗っている人の
表情を観察していると分かりますよね。
つまり、この実験結果には、
様々な感情が入り混じっています。
そんな悲喜交々が入り混じった
顔立ちが美しくなった。
そこに、驚きを覚えています。
愛とは、美しい意識状態
顔立ちという物理的なものですので
「美しい」となりますが、
「美しい意識状態」となれば、
それは「愛」と言い換えられる。
つまり、私たちのコアにある
集合意識には、人類の喜怒哀楽が
統合されて存在いる。
であるならば、この実験結果のように
そこには「美」の意識状態、つまり、
「愛」を見出すことができる、と
いうことになるのです。
感情は切り捨てず統合する
この結論から、もう一つのことを
私たちに訴えてきているのを
僕は捉えています。
それは、
様々な感情が統合されることで、
初めて本物の美が得られる、
ということ。
私たちは、悲喜交々、様々な感情を
抱いています。
得てして、そんな感情に色を付け、
好ましい感情と、好ましくないものに
選り分けています。
この選り分ける作業が、
パラドックスのように、
私たちが本当に辿り着きたい
所から、私たちを遠ざけている。
時に少し怖さも覚えますが、
悲喜交々を選り好みするのではなく、
積極的に取り込み、自分の資産として
統合していくこと。
それが、本当に私たちが
輝いていける道がある。
そこに私たちのチャレンジが
あるのだと思います。
最後に
私たちの奥深い意識のレイヤーに
至るほどに「愛」や「光」などと
表現できる質感になる。
それは、悲喜交々が統合された
姿でもある、ということについて
書いてみました。
更に深読みして、私たちに
この実験が提唱してきているものを
書いてみました。
ここは、コーチングを通じて
できることが大きいと思います。
おくたまより愛をこめて。
